2021年最新!DOMINO ダウンロードから作曲のコツまでとことん解説!
1.DOMINOって何ぞや?
DOMINOはwindowsパソコンがあったら誰でも簡単に作曲ができる、作曲ソフトの一つです。一般的に、MIDIシーケンサーと呼ばれています。
開発は、たかぼー さんです。
MIDIって?
MIDIは、Musical Instrument Digital Interface の略で、単語の頭文字だけを合わせ、(ミディ)と発音します。
MIDIは電子楽器の演奏データを機器間で転送・共有するための共通規格である。
MIDIの使い方については、後程解説します。
続きを見る方は下のボタンをクリックまたはタップしてご覧ください。
2.DOMINOのインストール
DOMINOサイトアクセス
DOMINOはインターネットからインストールします。
- 動作環境はWindows2000/XP/Vista/7/8/8.1/10
- モニタサイズは1024×768以上
- windows32bitから
では、今からインストールまでの手順をお伝えします。
まず、下記リンクにアクセスします。
サイトが開けたら、右側のオレンジ色の”ダウンロード”をクリックします。
ダウンロードの状況は、chromeの下のバーから見ることができます。
ダウンロードが終わったら、ZIPファイルを解凍します。
ZIPファイルは、データを圧縮したファイルのことを指します。
ダウンロードしたフォルダを見つけます。なかなか見つからないという人は、エクスプローラー→PC→ダウンロード という順番で探しましょう。
それでも見つからない人は、正しくダウンロードできていない可能性があります。もう一回ダウンロードしなおしましょう。
Zipファイル解凍
ZIPファイルの解凍方法はいたって簡単です。DOMINO .zipフォルダを右クリックし、
すべて解凍を左クリックします。
⇩解凍先はこのままでも大丈夫です。
展開をクリックすると解凍が始まります。終わったら、先ほどの"ダウンロード"から解凍されたフォルダを開いてください。
開くと、{infile・manual・module・system・DOMINO.exe}のファイルやフォルダがありますので、DOMINO.exeを開きます。
開くことができたらインストールは完了です。お疲れさまでした。
3.使い始める前に
1.環境設定
DOMINOをインストールしてすぐに作曲を始めても、音が出ません。
それは、オーディオが未設定だからです。
じゃあどのようにして設定するのでしょうか?
まず、DOMINOを立ち上げます。
(私は設定により、ノートが黒になっています)
ここから一気にややこしくなります。
環境設定を開きます。環境設定は、画像のようにするか、上部のファイル(F)→環境設定 という流れで開きます。
MIDI OUT
最初にMIDIのOUT設定画面が表示されます。
MIDI OUTはパソコン上のMIDIデータをキーボードに送信することを指します。
音色があるMIDI機能付きのキーボードを持っている方はパソコンとキーボードをUSBやMIDIケーブルで接続します。MIDI OUTデバイスからインターフェースの名前を選択します。
ここで、インターフェース名の表示がされていない場合、MIDIドライバが入っていないか、または、正しく認識されていない可能性があります。
その場合はドライバをインストールしたり、もう一回USBを挿しなおしたりしましょう。
この設定をすると、DOMINO上のノートが、音色付きのキーボードで再生されるようになります。
次に音源を設定します。音源は自分のお好みの音源を選択します。
キーボードを持っていない方は、MIDI OUTデバイスの空白をクリックし、Microsoft GS Wavetable synth を選択します。
次に音源を設定します。音源は自分のお好みの音源を選択します。
MIDI IN
MIDI INの設定は、MIDIキーボードを持っている方のみの設定となります。
環境設定のMIDI IN から、持っているキーボードの名前を選択します。
先ほどお伝えしましたが、ここで、キーボード名の表示がされていない場合、MIDIドライバが入っていないか、または、正しく認識されていない可能性があります。
その場合はドライバをインストールしたり、もう一回USBを挿しなおしたりしましょう。
これで、MIDI設定は完了です。
4.使い方
2小節目から始めます。(setupで始めると、引っ掛かりが出るため)
音を置くときは始めたい場所を先頭に、左クリックを一回します。
音を消すときは、音をダブルクリック(左)します。
音の長さは赤枠のプルダウンをクリックし決めることができます。
また、MIDIキーボードを使うことによって、弾いた音をそのまま入力でき、いちいち音を置く必要もなくなります。MIDIキーボードで録音するには、赤枠の上の、リアルタイム録音から録音します。
紫枠は一個前に戻します。(保存後は不可)
茶枠はトラックです。A16まであります。ただし、A10はパーカッションになります。
青枠は、トラックのソロ演奏などを設定するところです。
緑枠は音を置く、選択、消去、を選択するところです。
黄枠は再生やストップ、リピートのボタンです。
BPM(曲の速さ)変えたいときは、緑枠の上のテンポをダブルクリックし、お好みの速さまで変えます。
覚えておきたい、DOMINOのショートカットキー
DOMINOには覚えておくと、作業が楽になるショートカットキーが存在します。
作曲のコツ
次に作曲のコツについてお伝えしていきます。
専門的用語が出てくることがあります。
1.曲の構成
みなさんは、一度は合唱をしたことがあるかと思います。
合唱でも、一般的には、ソプラノが主旋律、アルトがオブリガート、バスが低音をします。曲も同じです。下のような図を用いるとわかりやすいかもしれませんね。
なので、曲を作るときには、必ず3つを組みましょう。
2.カノンコード
カノンといえば、パッフェルベル作曲のものを思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか。カノンコードは、カノンのような曲調で音楽が進んでいく形式のことを言います。なぜここでカノンコードを出したかというと、作りやすいのと、ヒットしやすいということが理由にあります。
カノンコードを使った日本の曲は、ヒットしていることが多いのです。カノンコードが人間にとって心地よいコードなのかもしれませんね。
カノンコードは、C→G→Am→Em→F→C→F→Gとなり、度数で表すと、
ⅠーⅤーVImーIIImーIVーIーIVーVとなります。
これを転調することもできます。転調するには、範囲選択ツールで転調したい範囲を選択し、お好みの調までドラッグしながら転調させます。
ただし、そのまま転調できるというわけではないので、ご自身で修正をしてください。
3.ドラム
ドラムは、どちらかといえばあったほうがいいパートです。
わざわざ電子ドラムを買わなくてもいいです。持っている人は,MIDIポートを10に設定しましょう。
先ほどもお伝えした通り、DOMINOのカレントラックA10にドラムキットが入っています。MIDIキーボードを持っている方は、それぞれの鍵盤に割り当てられている打楽器の音を打ち込んでみましょう。キーボードがない方でも、マウスで打ち込むことができます。バスドラム、スネア、シンバル、ライト、ハイハットなどを、どんどん活用しましょう。
(近日、ドラムパートの組み方を詳しく解説した物を公開します。)
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